3月3日はひな祭り。保育園や幼稚園では、ひな祭りに向けて、ひな人形などの製作を行う園も多いのではないでしょうか。そこで今回は、ひな祭り製作にぴったりな折り紙でつくるひな人形を紹介します。折り紙で作ったひな人形を画用紙に貼り付けると壁面製作にもなるので参考にしてみてください。
用意するもの
折り紙
作り方
1.折り紙をひし形におき、動画内にある点線部分をポイントに右側を折り、その上から左側を重ねます。
2.(1)を裏にし、下部を上の頂点に向かって折ります。
3.左右の辺を内側に向かって折ります。
4.(3)の上部を下に向かって折ります。
5.表にして、顔をかいたらできあがりです。
お内裏様を作る場合は、(4)にさらに上に向かって折り返す工程を加えると作ることができますよ。
製作のポイント
壁面製作にも活用できる
折り紙でつくったお雛様とお内裏様を画用紙に貼り付けて、壁面製作として活用することもできます。
ひな人形の周りに桃の花などの装飾を加えて、華やかにしてみてくださいね。
どうしてひな祭りの日に、ひな人形を飾るの?
ひな祭りになると、ひな人形を飾る家庭も多いのではないでしょうか。
そもそもひな祭りは、3月3日に行われている行事ですが、これは、中国から伝わった5節句のうちの一つ上巳(じょうし)といわれる3月3日の桃の節句が由来とされています。
昔は、季節の変わり目を表す「節」は邪気が入りやすいといわれており、日本では、紙でつくった人形で自分の身体をなで、穢れを移し、川に流すことで邪気祓いしていたようです。
そして時代が進むにつれて、人形を川に流すことから飾るものへと変わり、厄払いの意味としてひな祭りの日になるとひな人形を飾るようになったのです。
ひな祭りは、女の子のための行事ともいわれており、今では女の子の健康を祈願するとして定着しているようですね。