デカルコマニーとは、紙と紙の間に絵の具をはさみ、開いたときの模様を楽しむお絵かきです。保育でも、デカルコマニーを活用して壁画製作を行なう園もあるのではないでしょうか。今回は、デカルコマニーでつくるクリスマスツリーを紹介します。年齢の低い子どもにも取り入れることができるので参考にしてみてください。
動画
用意するもの
- 画用紙
- 絵の具 3色
- 鉛筆
- ハサミ
作り方
- 画用紙を半分に折り、開きます。
- (1)の片面に、絵の具で一点ずつ色をつけていきます。
- (2)の面と面を合わせます。
- 鉛筆でツリーの形をかき、ハサミでカットします。
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(4)を開き、画用紙で作ったツリーの幹や、ツリーのトップスターを組み合わせればできあがりです。
製作のポイント
1歳児や2歳児などの乳児クラスにも取り入れやすい製作
デカルコマニーは、年齢の低い子どもの製作にも取り入れやすい製作でしょう。年齢の低い子どもが製作を行なうときは、好きな色をつけてもらう工程を楽しんでもらい、ツリーの形に切るのは保育者が行ないましょう。
自分が色をつけた画用紙がツリーに変身すれば、製作したり表現する楽しさを感じられるかもしれませんね。
絵の具の色や、色の数を変えて楽しもう
デカルコマニーの一番の魅力は、紙と紙の間に挟んだ絵の具が、開いたときにどのような模様になっているか、というところです。
色をたくさん使いすぎてしまっては、模様が混ざりすぎてしまいますが、2色、3色、4色と適当な数で、さまざまな色を使い、開いたときに浮かぶ模様を楽しんでみてくださいね。