保育園や幼稚園のホームページは、どのようなデザインにするとよいのでしょうか。園児募集や採用活動に力を入れるには、インターネットを通じた情報発信が要となります。今回は、保育園や幼稚園のホームページを作成するときのポイントや、見やすい・かわいいデザインの制作事例についてまとめました。
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目次
保育園・幼稚園がホームページを制作する重要性
スマートフォンの普及により、調べものをするときにはまずインターネットで検索することが当たり前になっています。
特に、現在園を利用する保護者世代の方や、若手保育士さんは20代~30代が中心です。
こうした層に向けてアプローチするためにはインターネットを活用することが重要となります。
そのため、これから園児募集・採用活動を効率的に行うためには、ホームページを通じて情報発信をしていくことが大切です。
保育園・幼稚園のホームページ制作の事例や作成の流れを知って、今後の情報発信に活かしていきましょう。
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保育園・幼稚園のホームページデザイン事例5選
ユーザーに園の保育方針や雰囲気を伝えるうえでホームページデザインは非常に大切になります。
ここでは、保育園や幼稚園のホームページデザイン事例を5つ紹介します。
事例①学校法人信愛学園
参考:学校法人信愛学園
学校法人信愛学園のホームページは、絵本のような手描き風のイラストが特徴です。
幼稚園のあたたかみが感じられる雰囲気になっていて、保護者にも安心感を与えられるでしょう。
事例②TORIコーポレーション
参考:TORIコーポレーション
TORIコーポレーションのホームページは、サイトトップに保育園の様子がわかる写真が露出されており、どんな園なのかイメージしやすくなっているのが特長です。
また、法人名に沿って「鳥」のイラストをアイコンや装飾に活用しており、デザインに統一感が生まれています。
事例③社会福祉法人永寿会
参考:社会福祉法人永寿会
社会福祉法人永寿会のホームページは、森の動物たちをテーマにした親しみやすいデザインです。
園の特徴である自然環境の豊かさが伝わるよう、掲載されている写真も自然遊びの様子がメインとなっています。
事例④一般社団法人にこまるえん
参考:一般社団法人にこまるえん
一般社団法人にこまるえんのホームページは、温かみのある落ち着いた色合いと動物のイラストで、ほっこりとした風合いのあるデザインになっています。
サイトトップには保育の様子がわかる動画が掲載されており、ユーザーの目に留まり印象に残りやすいことが期待できます。
事例⑤株式会社スマイル企画
参考:株式会社スマイル企画
株式会社スマイル企画のホームページは、モノトーンのイラストを使ったスタイリッシュな印象です。
赤ちゃんをモチーフにした法人のロゴが印象的で、落ち着いた中にも温かみがあります。
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保育園・幼稚園のホームページを制作するには?
ホームページを制作するには、自分で制作する・専門業者に依頼するという2通りの方法があります。
自分で制作する場合
保育園・幼稚園のホームページは自分で制作することが可能です。
作成の流れやメリット・デメリットについて紹介します。
流れ
1.開設するサーバーを選ぶ
2.ドメインを決める
3.デザインやフレームを決める
4.更新をする
ホームページを開設する際は、サーバーとドメインを契約する必要があります。
取得には 月間1000円~5000円程度の費用がかかる ため、考慮しておきましょう。
ただ、無料のブログサービスを使ううえではこの限りではありません。
メリット
一番のメリットは制作費用を抑えられることです。
必要な費用はホームページのサーバー利用料金や掲載する写真・イラストなどの外注費がメインになります。
また、無料で利用できるブログサービスを活用するとさらに費用を抑えることも可能です。
デメリット
自分で作成しようとすると、開設やデザインの手間がかかるのがデメリットです。
特にデジタルに不慣れな場合、表示や更新がうまくいかなかったり、デザインに違和感があったりなど、ホームページのクオリティが下がる可能性が考えられます。
自分でホームページを作成する場合は、テンプレートを使用するなど負担の少ない方法を選ぶとよいでしょう。
専門業者に依頼する場合
続いて、ホームページ制作の専門業者に依頼する場合について解説します。
流れ
1.依頼先の業者を選定する
2.デザインや必要なページをもとに見積もりを出す
3.写真など必要な素材を提供し、制作してもらう
メリット
プロが制作するため、ホームページのクオリティは保証されています。デザインなど見た目のよさはもちろん、使いやすさや掲載情報の量は段違いと言えそうです。
さらに、ホームページ作成後に必要となる 定期的なセキュリティ対策やトラブル対応なども任せられる 業者が多いため、より負担は軽減できます。
デメリット
自分で解説する場合と比較して、費用がかかってしまうことはデメリットです。デザインによって変動しますが、一般的に30万円~100万円ほどの料金で制作する場合が多いでしょう。
また、保育園の制作に慣れていない業者の場合、イメージのすり合わせに時間がかかったりデザインの雰囲気に違和感があったりといった懸念があります。
業者を選ぶ場合は、保育園や幼稚園のホームページ制作の実績のある業者を選び、事例を見て理想とするデザインとずれがないか確認するとよいでしょう。
保育士バンク!では、保育業界を専門にホームページ制作を承っています。
興味がある・一度話を聞いてみたい方は、下記のボタンからお問い合わせください。
保育園・幼稚園がホームページを制作するときのポイント
写真素材に力を入れる
ホームページに掲載する写真は、園の雰囲気を伝えるうえで最も重要なものになります。
子どもたちの自然な笑顔や日常の一コマを捉えた写真を活用することで、ユーザーに園の様子をより鮮明にイメージしてもらうことが可能です。
構図や画質といった写真のクオリティでホームページのリッチ感が左右されると言えるため、力を入れるとよいでしょう。
写真素材は、ホームページだけでなくパンフレットや園の求人広告などにも活用できるため、一度プロのカメラマンに撮影を依頼するのも一手です。
スマートフォンに対応したデザインにする
多くのユーザーは、日常的に使用しているスマートフォンでホームページを閲覧することが考えられます。
パソコンとスマートフォンでは画面サイズや比率が異なるため、対応していないとデザイン崩れを起こすこともあります。
パソコン・スマートフォン両方に適したデザインに仕上げ、使いやすいホームページにしましょう。
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