さまざまなクラスに入るフリー保育士さんは、「たらい回しにされている」と悩むことがあるようです。担任保育士さんに悪気はないと思う一方、フリー保育士ならではの感じ方があるのかもしれないですね。フリー保育士として現状に悩んでいる方は、今回の記事を参考に解決に向けて取り組んでいきましょう!

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目次
フリー保育士の悩み「たらい回しにされるのが嫌」
日によって保育するクラスが違うフリー保育士は、その場に応じて役割が変わるため、臨機応変な対応が求められるでしょう。
フリー保育士さんが悩む「たらい回し」とはどういった状態なのか。
まずはフリーという立場の役割と、たらい回しになる理由を見ていきましょう。
たらい回しはしょうがない?フリー保育士の役割

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フリー保育士は、さまざまなクラスに入って保育をします。
保育園によっては0歳児から5歳児まで、全学年それぞれのクラスに入ることもあるでしょう。
改めて、フリー保育士に求められる役割を紹介します。
各クラスの保育補助
保育は配置基準が決められているため、子どもの人数に対して基準通りの保育士を確保しなければなりません。
そのため、担任の先生が休みのときなど、フリー保育士がクラスの保育に入ります。
複数担任ならば、経験や年齢に関係なく他の担任の先生が保育を引っ張るリーダーの役割を担い、フリー保育士さんはサポート役になる場合が多いでしょう。
掃除や雑務
保育をするうえで清潔な環境を保つことは大切であり、掃除などの雑務も仕事の一つです。
保育補助、サポートとしての役割を担うフリー保育士さんは、活動後の片づけや食後の掃除に回ることが多いでしょう。
園全体の仕事や事務作業
主任や園長の仕事の手伝い、行事準備などの事務作業をすることもあるでしょう。
「気づいたら、ずっと事務所に居る…」という日もあるかもしれません。
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フリー保育士はいらない?たらい回しにされやすい理由

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役割を見ると必要不可欠なフリー保育士ですが、「居場所がない」と感じることがあるようです。
これが”たらい回しにされている…”と悩む要因といえるでしょう。
どういった理由で居場所がない、たらい回しにされていると感じるのかを紹介します。
子どもの出席が少なく「いらない」と言われる場合も
当日欠席する子どもが多い場合は、配置基準より多く職員がいることになります。
入る予定だったクラスに行ってみると「職員が足りているので他のクラスに行ってください」と言われてしまい、他のクラスに行くとそこでも「職員が足りている」と言われ…
まさにたらい回し状態になっているといえるでしょう。
余裕のある職員配置にしている
余裕のある職員配置だと、ゆとりある保育ができますよね。
保育士さんが体調不良などで急遽欠席したときも安心です。
しかし、職員の欠席が頻繁にあるわけではないので、各クラスの保育士も足りており、結果、フリー保育士さんが余っている状態になっているのかもしれません。
指示が曖昧だったりそれぞれで違ったりする
フリー保育士さんは、担任のサポートになることが多いため、人によってやり方が違い困ることも多いのかもしれません。
指示通りのクラスに行くと、そこで入らなくなくていいと断られた、ということも多くあるのかもしれないですね。
フリー保育士たらい回し回避策:今の職場でできること

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クラスに入ってほしいといわれたり、いらないといわれたり、雑用を頼まれたり…
たらい回しの毎日を繰り返していると、存在意義が分からなくなりつらいですよね。
悩みを解決して、フリー保育士として今の現場で活躍できるよう、対策していきましょう。
上司に相談する
まずは主任や園長に相談してみましょう。
自分の悩みを伝えることは勇気がいるかもしれません。
言いづらい場合、「こうするのはどうでしょうか?」と前向きな提案として伝えたり、来年度のフリー保育士さんに向けた対策として伝えたりしてみるのはどうでしょうか。
同僚に相談する
もし、伝えやすい同僚がいるのであれば、タイミングをみて相談してみましょう。
全体に向けた解決策は難しくとも、「この人との保育は楽しい」「安心できる」と思えるクラスが一つでもあれば、ほっとできる居場所となるのではないでしょうか。
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