夏の保育に、冷たい氷絵の具を使ったお絵かき遊びを取り入れてみましょう。白いクレヨンでかいた絵が浮き出てくる様子に、子どもは夢中になるかもしれません。今回は食紅を使った氷絵の具の作り方と合わせて、製作のねらいやポイントなども紹介します。色とりどりの氷を使って、カラフルな絵をえがいてみてくださいね。
用意するもの
- 画用紙
- クレヨン(白)
- 製氷皿
- 食紅(赤、黄、青)
- 水
- 木の棒(12本)
作り方
1.白いクレヨンで画用紙に絵をかきます。
2.食紅と水を製氷皿に入れます。
3.(2)に木の棒を差し込み、冷凍庫で凍らせます。
4.凍った(3)の氷を(1)の画用紙の上で少しずつ溶かします。
5.画用紙全体に色を塗ったらできあがりです。
製作のワンポイントアドバイス
年齢に合わせて白いクレヨンを使ったお絵かき遊びを楽しもう
夏の保育にぴったりな、ヒンヤリ冷たい氷絵の具を使った製作です。
白いクレヨンで絵をかくことは子どもにとって少し難しいかもしれませんが、3歳児になると、白いクレヨンの線を確認しながらお絵かき遊びができるようになるでしょう。
4歳児や5歳児では、動物や海の絵などテーマを決めて仕上げてもよいですね。
いろいろな色の氷絵の具を作ってカラフルに仕上げよう
あらかじめ保育士さんが、いろいろな色の氷絵の具を準備しておきましょう。
活動前に、氷絵の具を製氷皿から取り外して器に入れておけば、子どもがスムーズに取り組めますよ。
今回の製作は、氷が溶けたり色が混ざりあったりする様子を楽しみながら遊ぶというねらいが挙げられます。
難しい工程を保育士さんがフォローするなど工夫することで、乳児クラスでも導入できそうですね。
氷の特徴を活かした製作を通して、暑い日も涼しい気分を味わいましょう。