お正月に飾りたい、しめ飾りを手作りしてみましょう!身近な素材で、本格的なしめ飾りを作ることができます。しめ飾りには、悪いものが入ってこないように、また家の中に入ってきた神様が出ないようにという願いが込められています。作品をおうちや園に飾りたいですね。詳しい工程を動画つきで紹介するので作り方の参考にしてみてくださいね。
動画
用意するもの
- 紙ひも
- テープ
- 折り紙(オレンジ)
- 折り紙(金)
- 新聞紙
- ペン
- 赤いひも
- 白い紙
作り方
1.紙ひもを使ってしめ縄を作ります。
2.テープで紙ひもを固定し、ねじっていきます。
3.2つをねじったら、さらにその2つを使ってねじっていきます。
4.円の形にして、紙ひもで結びます。
5.しめ縄の端が左右に出るようにして、ひもで結びます。
6.オレンジの折り紙を用意し、くしゃくしゃに丸めます。
7.折り紙を開き、中に丸めた新聞紙を入れて折り紙で包みます。
8.ペンでヘタを描きます。
9.金の折り紙を用意し、蛇腹に折っていきます。
10.真ん中で折り、扇状にします。
11.しめ縄に、扇、みかん、赤いひも、紙垂(しで、白い紙)をつけたら完成です!
ポイント1 紙垂(しで)の作り方
しめ縄についている白い紙を、紙垂(しで)と言います。本格的に作ろうとすると、吉田流、白川流、伊勢流など複数の流派がありますが、今回は子どもたちもできるように簡単に作ってみましょう。白いコピー用紙や折り紙などを用意し、だいたい3cm角ぐらいの大きさに切ったものを何枚か作ります。その角にノリをつけてつないでいけば、簡単に紙垂が作れますよ。左右で同じ長さになるように作りましょう。
ポイント2 しめ飾りについているのはミカンではない?
お正月を象徴するものとして、しめ飾りや鏡餅がありますよね。そこによくミカンが飾られていることを目にすると思いまずが、実はそれはミカンではなく、「橙(だいだい)」という柑橘類なのです。クレヨンにもある「だいだい色」のもとになっている果物ですね。だいだいは冬に果実がなりますが、そのまま収穫せずに枝につけておくと2~3年も持つようです。そこから「代々繁栄しますように」という願いが込められ、だいだいがお正月に飾られるようになりました。