保育士には仕事をする上でさまざまな必需品があります。エプロンだけでなく、場面ごとに使える道具がたくさんあります。このコラムでは保育士の必需品として持っておきたいもの、持っておくと便利なものをご紹介します。必需品がどんなものがあるのかを知ってあらかじめ鵜用意するとよさそうです。保育士の業務に必要なアイテムを詳しく紹介します。
保育士の必需品はどんなのがある?
保育士の必需品としてはどんなものがあるのでしょうか?保育士の必需品を紹介するとともに、どんな時に必要になるのか解説します。
エプロン
エプロンは日々の保育に欠かせない、まさに必需品ともいえるもの。
保育園で支給される場合もありますし、自分で買う時にはこだわりがある方も多いのではないでしょうか。エプロンはそれこそ仕事道具を入れるポケットとして使えたり、汚れが服につかないような保健対策としても活用されています。
エプロンには保育士さん自身だけでなく、施設側の方針も強く出るものです。園が指定したものの着用が必須だったり、色やデザインに園ごとの決まりがあったりもします。就業前の保育士さんは自分で買う前に施設側に確認が必要です。
帽子
保育園には外遊びも欠かせません。子どもとともに外にでる保育士さんにとって必須なのが帽子です。子どもを見守る保育士にとって、自身の体調管理はとても大切。紫外線や熱中症対策になる帽子は自身の体調を管理するための必需品です。
夏は日差しをしっかり遮って通気性のよい帽子、冬は寒さ対策としてのニット帽を選ぶなど、季節や場面に合わせた帽子選びを心がけましょう。
筆記用具・メモ帳
日誌や保育計画、連絡帳などまだまだ手書きの仕事が多いのも保育士のお仕事。たくさん書いても疲れないペンや、お気に入りのペンなどを持っておくと、作業効率も気分も高まりますよね。
また、日々のお仕事の中で連絡事項をしっかり記録して忘れないようにするためにメモ帳も必須です。職員会議での連絡事項、保護者からの相談やクレームを受けた時の備忘録としてメモ帳をエプロンのポケットに入れておくといいでしょう。
ポケットティッシュ・ウェットティッシュ
子どもは自身の身の回りの世話ができないことも多いです。特に、鼻水やよだれ、口周りの汚れなどを拭いてあげることで、身の回りを清潔にする気持ちよさを教えていくのが保育士の役割の一つ。鼻をかんであげたり、汚れを拭いてあげたりするのにぱっと出せるポケットティッシュは多くの保育士さんが携帯している必需品ではないでしょうか。
同様に、ちょっとしたテーブルの汚れやお手拭きとしても使えるウェットティッシュも、乳児のおむつ替えの時だけでなく、保育園のいろいろな場面で便利なグッズの一つでしょう。
ハンドタオル
保育士自身も衛生管理には気を付けなくてはいけません。外遊びの帰りや、掃除の後など、保育士自身が清潔なタオルで手を拭くことで、園全体の衛生管理や感染症対策につながります。水仕事も多いのが保育園のお仕事ですから、自身の手をふくためのタオルも必需品といえます。
ビニール袋
ビニール袋は保育のさまざまな場面で使える道具の一つです。子どもが外遊びに行ったとき、きれいな落ち葉やどんぐりなどを持ち帰るための袋としても活用できますし、園の中では掃除の時のちょっとしたごみ袋にもなります。子どもが汚してしまった衣服を保護者に渡す際にもビニール袋に包むのにも使うこともあり、日々のさまざまな場面で使う機会が多いでしょう。
腕時計
保育園では規則のある生活習慣が大事になってきます。一日の流れは事前に決まっており、時間の管理はとても大切です。外遊びで近くの公園に行く時なども、時計が公園にない場合もあるため、自身ですぐに時間を確認できる腕時計が必須となります。
保育園は保育時間も子どもそれぞれ、また保護者の仕事の都合で日ごとに違うこともあります。降園準備や保護者の迎えに来る時間をすぐに確認するためにも腕時計は必需品といえるでしょう。
印鑑
保育士は書類仕事が多い、と書きましたが、その際には印鑑が必要になることも。携帯できるサイズの印鑑があるとパッと出せて便利です。園や文書によってはインクなしで押せるタイプのものは使えないとされているものもあります。印鑑は事前にどういったものが必要なのか、確認が必要ですね。
就業前に必需品は確認を
以上で見てきたように、保育士には仕事の場面ごとに、持っておくべき必需品がたくさんあります。もちろんすべてがエプロンやポケットに入っていたりする必要はありませんが、どれも保育士として仕事をする上では必要になってくるもの。施設側にも方針として持ち物のデザインなどにローカルルールがある場合もありますので、事前に確認が必要です。
必需品といっても、施設の保育方法や受け持つクラスの年齢によってもその時、その場で必要なものは変わります。先輩や同僚にも確認したうえで、必要なものをそろえましょう。