子どもが話を聞く雰囲気を作るためには、保育士さんが話し方のコツを掴むことが大切です。ざわついているときにわざと小さな声で話すなど、子どもをグッと惹きつけられれば、スムーズに活動を切り替えられるかもしれません。今回は、子どもへの基本的な話し方のポイントや雰囲気づくりのためのネタを紹介します。
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目次
子どもを惹きつける保育士の話し方のコツを知ろう
保育の現場において、子どもたちが遊びに夢中になっていたり、周りがざわついていたりするとなかなか集中して保育士さんの話を聞いてくれない場面があるかもしれません。
そのとき、どのように話しかければ子どもたちが聞く姿勢になってくれるのか悩むこともありますよね。
声に抑揚をつけたり、一人ひとりの名前を呼んだりといった工夫をして、子どもたちを惹きつけるとスムーズに話の雰囲気づくりができるかもしれません。では具体的にどのような話し方をするとよいのでしょうか。
今回は、現場で役立つ話し方のコツを紹介します。
【保育士の話し方のコツ】基本的なポイント
まずは、保育士の話し方として基本的なポイントを見ていきましょう。
命令口調を避けて話しかける
保育士の話し方のコツとして第一に挙げられるのが、命令口調を避けて話しかけることです。
何度呼びかけても聞いてもらえないとき、「~~しなさい!」と言いがちかもしれません。
しかし命令口調は、子どもの行動や発言の自主性を損なってしまう可能性があるため、基本的には使わないようにすることが大切です。
上から押さえつけるように話すのではく、「お片づけをしたら、外に遊びに行けるよ」「こんな風にしてもらえたら、先生は嬉しいな」というように、ポジティブな言葉や子どもが自発的に意識を向けられるような話し方を意識しましょう。
楽しいことが目の前にあると、子どもたちはどんどん惹きつけられ、行動の切り替えも早くなるかもしれませんね。
子どものワクワク感を引き出す
次に、子どものワクワク感を引き出す話し方がコツとして挙げられます。
たとえば、チューリップの製作をするとします。その際に「今日はこの画用紙でチューリップを作ります。まずはこの画用紙を切って、のりで貼りつけて……」というように淡々と説明するだけでは、子どもが興味を持たないかもしれません。
しかし、「咲いた~咲いた~」とチューリップの歌とともに完成品の花を見せながら話しかけるなどすると、「何が始まるんだろう?」「おもしろそうだな」とワクワクしながら注目して話を聞いてくれそうです。
どのように話せば子どもがワクワクするかを念頭に置いて、子どもへの話し方を考えるとよいですね。
わかりやすい言葉で話す
子どもたちがしっかりと理解できるような、わかりやすい言葉を使うこともコツの一つです。
5歳児向けの言葉を3歳児に話しても理解が難しかったり、逆に5歳児に対して3歳児に使うような言葉で接すると、「それくらいわかるよ」と思われてしまったりすることもあるでしょう。
そのため、年齢にあった言葉遣いやスピード、声のトーンなどを考えながら話すことが大切です。担当するクラスの子どもの年齢や様子によって、どのような内容にすればわかりやすいか、事前に頭の中で整理しておくとよいですね。
具体的に伝える
子どもたちに製作の順序や遊びのルールなどを説明するときは、具体的に伝えることも心がけましょう。
これから何をするのか、どのような遊び方なのかを具体的に話しておくことで、子どもも意欲を持って取り組めるかもしれません。
ただしあまり話が長いと、途中で子どもの集中が切れてしまうことも考えられます。
要点を押さえて説明したり、イラストをかいたスケッチブックなどを活用したりと、できるだけ簡潔に、かつ具体的に話すことを心がけましょう。
双方向のコミュニケーションをとる
保育士さんと子どもたちと、双方向のコミュニケーションをとるのも大切です。
保育士さんが話したいことを一方的に説明していても、子どもたちはあまり耳を傾けてくれないかもしれません。
しかし、話の途中で子どもに問いかける場面を作ることで、自然と子どもが「参加したい!」と話を聞く姿勢になるでしょう。
会話のキャッチボールを意識して、問いかけや次の活動に関するクイズを取り入れながら話すとよりよい雰囲気づくりができそうですね。
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【保育士の話し方のコツ】雰囲気づくりに使えるネタ
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次に、保育士の話し方のコツとして、雰囲気づくりのためのネタとなるアイデアをまとめました。
声に抑揚をつける
声に抑揚をつけると、話を聞く雰囲気づくりがしやすいでしょう。
抑揚がない話し方は棒読みのように単調に聞こえてしまい、子どもが耳を傾けてくれないかもしれません。
はじめは大きく高い声で呼びかけ、その後は小さく低い声で話すなど、声の大きさやトーンを変化させることで、話の内容が強調されて興味を引きやすくなるでしょう。
また、わざと小さな声で話すことで、子どもが「何を話しているのかな?」と気になり始め、意識を向けるきっかけにもなりそうです。
抑揚をつけて話すことで、子どもが話を聞く姿勢になりやすく、かつ退屈しづらいかもしれませんね。
一人ひとりの名前を呼ぶ
話のなかで、一人ひとりの名前を呼ぶことも、雰囲気づくりのために効果的かもしれません。
たとえば、手遊び歌の歌詞の一部を子どもの名前にアレンジして順番に呼ぶなどすると、「いつ自分が呼ばれるかな?」とワクワクしながら聞いてくれそうです。
また、「インタビューごっこ」として、一人ひとりに「〇〇ちゃんは、今日どんな色のチューリップを作りたいですか?」などと聞くと、次の活動への意欲を高められるかもしれませんね。
モノマネや手遊びを取り入れる
話の雰囲気づくりとして、手遊びやモノマネを取り入れるのもコツの一つです。
たとえば「〇〇ちゃん、飴どうぞ」といって、飴を食べるモノマネをすると、自然に口が閉じて静かになるかもしれません。
また、「ゾウさんのお耳にすれば小さな声も聞こえるよね。先生がなんて言っているかわかるかな?」といってゾウのモノマネをすることで、小さな声を聞き取ろうとする姿勢になりそうです。
また、動物のマネをしたり保育士さんの指定した場所を触ったりするような手遊びを取り入れることで、子どもが楽しんで参加できそうです。
モノマネや手遊びにより子どもの注目を集めると、スムーズに話を聞く雰囲気づくりができるかもしれません。
子どもが参加できる手遊びは、以下の動画を参考にしてみてくださいね。
関連記事:【手遊び歌】くいしんぼゴリラのうた<振り、歌詞、うた付き>/保育士バンク!
関連記事:【手遊び歌】かみなりどんがやってきた/保育士バンク!
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今回は、子どもが話を聞く姿勢になる保育士さんの話し方のコツを紹介しました。
子どもたちは、遊びに夢中になっていて保育士さんの呼びかけに気づかないこともあるでしょう。そういった場面では、クイズなどでワクワク感を引き出したり、わざと小さな声で話したりするなどして、自然と耳を傾けられるような話し方を意識することが大切です。
今回紹介した実践できる話し方のコツやアイデアを参考に、実際の現場で話を聞く雰囲気づくりができるとよいですね。
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