折り紙で絵馬とだるまを作って、願い事を書き込んでみましょう!お正月を象徴する、だるまや絵馬を折り紙で作ることができます。ふだん子どもたちがふれる機会は中々ないので、折り紙を通して日本の文化を伝えられるとよいですね。詳しい工程を動画つきで紹介するので、保育に取り入れる際の参考にしてみてくださいね。
動画
用意するもの
(1)だるま
折り紙 1枚
(2)絵馬
折り紙 1枚
作り方
(1)だるま
1.折り紙を四角く十字に折り広げます。
2.一辺を1cmくらいで折ります。
3.先がとがるように角を斜めに折ります。
4.下を中心より少し上のところまで折ります。
5.はみ出た部分を後ろへ折り込みます。
6.角を折り、形を整えます。
7.だるまさんの完成です!
(2)絵馬
1.折り紙を三角に十字に折り広げます。
2.頂点より少しずれたところから、斜めになるように折り裏返します。
3.両端をまっすぐになるように折ります。
4.折った部分の袋をひらいてつぶします。
5.はみ出た部分を折ります。
6.下の部分を折ります。
7.上の部分を折ります。
8.絵馬の完成です!
ポイント1 [絵馬]絵馬をつるそう
絵馬にお願い事を書いたら、みんなで絵馬をつるしてみましょう。絵馬を裏返し、適当な長さに切ったタコ糸を輪っかになるようにしてテープで固定すれば完成。園児服をかけるところにひっかけたり、窓にテープで貼りつけるなどしてもよいでしょう。日本のお正月の習慣を体感したり、自分の目標や願いを可視化することは子どもたちにとっても良い機会になりそうですね。
ポイント2 [だるま]カラフルなだるま
赤の印象が強いだるまですが、実は地方によっては他の色のものもあります。群馬県高崎市で生産されている「高崎だるま」は黒、宮城県仙台市近郊で制作されている「松川だるま」は前から見ると青く、後ろ姿は赤と、赤以外のだるまもあるようです。子どもたちの発想を活かして、いろいろな色のだるまを折り紙で作ってみてはいかがでしょうか。