保育士お悩み相談 第04回「新人に怒ってばっかり...」

    保育のあるある ゆるりホッと相談室タイトル

    Q.「新人の指導係を任されたのですが、何をやってもダメで、毎日怒ってばかり。どのように考えればよいのでしょうか?」

     

    A.まずは、指導係を任されたということは、園長や主任からも何かしらの期待を持って任されたということです。
    任せた方にも思いがあるということです。
    新人さんはもちろん、あなたの成長も期待されているということなので、ぜひ頑張ってもらいたいところです。
    そして、そのように思いを持ってあなたに「任せた」人がいるわけですから、
    その方にあなたが困っていること、難しいと感じることを相談してください。
    任せた方も「仕事として」あなたに任せたわけですから、必ず良き相談相手になってくれるはずです。

     

    何でも一人でしようと思わないこと

     


    他にも同僚や先輩、その新人さんに近い人など、周りの人にアドバイスを求めましょう。
    任されたから、といって「あなた一人で」しようと思わないでよいのです。

    お仕事は何事もチームワークです。
    その新人さんもチームの一員であり、他にもチームのメンバーは沢山いるはずです。
    パートの先生(年配の方)の意見もとても参考になりますよ。私は園長という立場で仕事をしていましたが、
    パートさんたちには本当によく相談にのって頂きました。
    若い人のことがわからないなと思えば、若い先生にもいろいろと聞いてみたりしました。

    指導係を任される、ということは、あなたが指導のメインになること、
    リーダーになることを依頼されたのであって、「一人でやりなさい」、と言われたわけではないのです。

    具体的に、後輩の何が「ダメ」なのか、なぜ「ダメ」な動き、働きになってしまうのか、
    一緒に仕事をしていくメンバーと、一緒に考えていくのが一番いいでしょう!

     

    なぜ怒ってしまうのかを考える

     


    「チームワーク」とは何か、また機会をみつけてお伝えしたいと思いますが、
    今日はご質問の「怒ってばかり」の方にアドバイスをしますね。
    「怒ってばかり」の自分がイヤだな、と感じていらっしゃるように思ったので…。

    なぜこんなにも怒ってしまうのでしょうか。
    実は、私たちが「怒り」を感じる時、相手との間に、「ルールの違い」があり、それが原因であることが多いのです。
    私たちは一人ずつ、自分の「当たり前」を持っていて、それが「ルール」になっています。
    ところが、この「当たり前」が少しずつ、一人ひとり、違うのです。

    以前に「目玉焼きに何をかけて食べますか?」という例を出しましたね。
    私は醤油をかけて食べるのが「当たり前」だと思って「目玉焼きには醤油」というルールを作っています。
    ところがソース派の人は「目玉焼きにはソース」というルールで生きているのです。

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    怒りの原因は「ルールの違い」

     


    この、ルールの違いに気付くことができるかどうかが、相手を知ることができているかどうか、につながります。
    相手を知らないと、自分とは異なるルールで振る舞うことに対して「不快感」が生じます。これが「怒り」の元です。
    例えば、私がサッカーをしているとしたら、、ボールは手で触ってはいけませんね。なのに、新人さんはフツーに手で触るのです。

    「なんでそんなことするのよ!!」と腹が立ちます。「不快感」が生じます。
    しかし、当の新人さんはバスケットボールをしているのつもりだったとしたら?
    ルールが違うのでボールを手で触るのは「当たり前」ですよね。

    ですから、「ん?私はサッカーのつもりだったんだけど、新人さんはバスケットボールしてる?」と気付くことができれば、
    「あのね、やっているのはサッカーなの」と腹を立てずに伝えることができるのです。

     

    「不快感」を力で解消しようとすると「怒り」になる

     


    そして「怒り」の感情には、ある特徴があります。
    上から下へ、強い者から弱い者へと向かう、という特徴です。
    ルールが異なるという「不快感」を感じた相手が、自分より強いと感じる時、それは「恐怖」という感情になります。
    自分の力でなんとかこの「不快感」を解消しようとする時、

    つまり「力」を行使しようと無意識が働く時、「怒り」の感情になるのです。

    蜂がブーンと向かって来た!と想像してください。
    その「不快感」は「怒り」ではなく「恐怖」になりますよね。
    でも、蚊がブーンと来ました、イヤな気持ち、「怒り」になりませんか?
    つまり、相手に対して「怒り」が湧くというのは、相手を自分の力で何とかしてやろうと思っている時なのです。

     

    怒りの感情で自分を傷つけないように

     


    チームの一員として、人として相手を尊重し、大切に思う気持ちが持てれば、「力でもってなんとかしてやろう」という感情ではなく、
    「んーーー、どうやったらルールをうまく伝えられるかな」という気持ちになることでしょう。

    「怒り」の感情は、あとで自分に対する嫌悪感をもたらします。
    それは、相手を大切にできなかったことに、気付くからなのです。
    相手を大切にできなかった…そんな感情は自分を傷つけてしまいます。
    どうぞ、周りの方に助けてもらうことをよしと認め、ご自身をまず大切になさってください。
    相手を大切にすることは、自分を大切にすることから始まります。
    ※この連載では、現役の保育士の皆さんからのお悩みを募集しています。
    こちら(info@hoikushibank.jp)まで、保育士お悩み相談と明記の上、お送りください。

     

    プロフィール

     


    内田淑佳(うちだよしか)
    一般社団法人そだち 代表理事。心理カウンセラ―。
    保育士、認可保育園の園長などを経て、一般社団法人を立ち上げ、子育て支援、保育運営サポート、研修講師を数多く務める。
    カウンセラーとしてメンタルサポートの仕事に取り組みつつ、現役の保育士、保育教諭から主任・園長などの管理職、資格取得を目指して勉強中の人、潜在保育士などに向けて、保育の仕事の素晴らしさや、保育をする上で大切なことを伝え続けている。
    ウェブサイト https://www.sodachi.net/

     

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