0歳児の運動遊びのアイデアについて知りたい保育士さんもいるでしょう。そこで今回は、保育園の室内でできるマット運動やサーキット遊びなどの、身体を動かして楽しめるアイデアを紹介します。あわせて、0歳児の特徴や運動遊びを行うねらい、保育指導案を書くときのポイントについてもまとめました。
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0歳児の運動遊びを行うねらい
0歳児の保育において、どのような運動遊びを行うとよいのでしょうか。
0歳児は歩けるようになるまでに、
手足を激しく動かす→首がすわる→寝返りをする→お座りができる
→ずりばいをする→はいはいをする→つかまり立ちをする→伝い歩きをする→歩く
というように、徐々に段階を踏んで成長をしていくでしょう。保育園で0歳児の運動遊びを取り入れる際には、子どもの成長段階を踏まえながら活動するとよさそうですね。
0歳児に運動遊びを取り入れることには、次のようなねらいが挙げられます。
- 保育士とのスキンシップを通して信頼関係を育む
- 興味をもって運動しようとする
- 身体全体を動かしながら五感を育む
運動遊びをする際に活動におけるねらいを明確にすると、保育指導案を作る方向性が見えてくるかもしれません。
0歳児の運動遊びにおける保育指導案のポイント
保育指導案の書き方に悩む保育士さんは多いもしれません。
0歳児の保育で運動遊びを行う際の保育指導案を書くコツについて、項目ごとにまとめました。
【子どもの状況】子どもの様子を日々把握する
「うつ伏せにすると顔をあげようとする」「身体をねじって寝返りをしようとする」など、いまの子どもたちがどのような姿なのか、思い出しながら書くようにしましょう。
0歳児は異年齢児と比べても、日々著しく成長していきます。子どもと関わるなかで、毎日の小さな変化にも気づけるとよいですね。
【活動内容】0歳児の発達状況に沿った内容で書く
0歳児の子どもの発達状況を考慮して、どのような活動を行うのとよいのか方向性を決めるとよいでしょう。
月齢によって運動能力に差があるため、どの子どもでも楽しめるような遊びを計画するとよいかもしれません。
【準備】0歳児の様子を想像した環境構成にする
決めた活動を実際に行うことを想定して、用意するものを書き出しましょう。子どものさまざまな反応を想像して、何があるとより楽しめるのかを考えるとよいかもしれません。
特に、0歳児の予期せぬ行動も充分踏まえたうえで、安全を考慮して準備するものを揃えておく必要もあるでしょう。
【ねらい】ねらいを明確にする
計画した運動遊びを行うことによって、子どもはどのようなことを楽しみ、どのような経験ができるのかを想像してみることが大切です。
またその運動遊びを通して、子どもにどのような成長を促すことができるのかも考えながら記すとよいかもしれません。
【保育士の援助】援助する要点を記す
保育士さんがそばにいることで安心感を与えて子どもが落ち着いて活動できるようにするなど、保育士としてどのように関わるのかを書きましょう。
子どもにとってまだ難しい活動の場合には、保育士さんの補助が必要なときもあるかもしれません。具体的にどのような場面でどうフォローをするとよいのかも書くとよいでしょう。
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0歳児の運動遊びのアイデア
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室内でも楽しめる、0歳児の運動遊びのアイデアを見ていきましょう。
マット運動
0歳児が楽しめる、マットを使った運動遊びを紹介します。
トンネル
マットに3.4本のフープを通します。少し丸まったマットの上を進みながら、フープのトンネルをくぐってみましょう。ずりばいやはいはいなど、子どもの成長によって進み方はさまざまかもしれません。
途中でお座りをして進まない子どもがいたら、名前を呼ぶなど声をかけて進むように促してみましょう。
山登り
マットをまるめて固定をした上に、ほかのマットをかぶせて山を作ります。0歳児がはいはいでも無理なく登れる程度の斜面になるように、マットの丸め具合で山の高さを調整しましょう。
子どもは山をよじのぼったり下りたり、傾斜を楽しみながらバランス感覚を養なうこともできそうです。いろいろな角度の山を用意すると、子どもの個々の成長に合わせて楽しめるでしょう。
船
マットの中心に子どもが座り、保育士さんがマットの端をもって引っぱりながら移動します。
子どもがマットから落ちないよう、子どもがきちんとマットに座れているのかを充分確認しながら遊ぶことが大切でしょう。
新聞紙遊び
0歳児は新聞紙を目の前に用意すると、新聞紙をクシャクシャに握ったり手でちぎったり、自由に遊ぼうとしたりするかもしれません。
子どもが新聞紙に興味を持つことで手足をばたつかせたり、寝返りをしようとしたり、自分の身体を積極的に動かそうと思えるような援助をすることがポイントです。そのためには新聞紙を細かくちぎって子どもの上から雪のように降らすなど、保育士さんも一緒になって楽しんでみましょう。
風船遊び
0歳児でも無理なく遊べる、今後のボール遊びに繋がる活動です。
風船を子どもの前で転がしたり、ポンポン飛ばしたりしてみましょう。まずは子どもが風船に触りたくなるように、保育士さんが楽しそうに遊んで見せることもポイントになります。
サーキット遊び
サーキット遊びとは、さまざまな道具を組み合わせたコースを設置し、周回しながら運動遊びが楽しめる活動です。0歳児ではマットやフラフープ、やわらかくて軽い小さなボールなどを活用するとよいでしょう。
段ボールで作るトンネルや、牛乳パックで作る平均台など、廃材を活用して子どもが無理なく楽しめるような道具を手作りするのもよいかもしれません。
月齢があがり少し歩けるようになったら、保育士さんが手をつないで子どもが平均台の上を歩くのもよいでしょう。安全のため周りにマットを敷くことも忘れないようにしたいですね。
ゲーム性のある運動遊び
0歳児がゲームのように楽しめる運動遊びを紹介します。
宝さがし
新聞を細かくちぎり、ビニールプールに敷き詰めます。そのなかにボールなどの玩具を隠して遊びましょう。保育士さんが「見つけた!」と玩具を探して見せたり、「あれ?なくなった」と再び玩具を新聞のなかに戻したりと、繰り返し遊んでみましょう。保育士さんのマネをして、玩具を探そうとするかもしれません。
ボール遊びと新聞紙遊び、両方楽しめるのもよいですね。
はいはい競争
ずりばいができるようになってから遊べます。段ボールなどを使って、保育室のなかにはいはいで進むコースを作りましょう。最初は直線コースから、次第に途中で曲がり角があるようなコースにするなど、難易度をあげていくのも楽しいかもしれません。
スタートからゴールまでの距離は、子どもの成長に合わせて調整するとよいでしょう。
ボール入れ
ミルク缶で作った入れ物など少し大き目の器と、やわらかくて軽いボールを用意します。保育士さんは子どもと一緒に、器のなかへボールを入れたり出したりして遊びます。
ボールを器に入れるときは「片づけ上手!」などとお話をしながら遊ぶと、片づけの練習に繋がるかもしれません。
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0歳児はずりばいや四つばい、高ばいなど、成長段階によってはいはいの仕方もさまざまです。お座りや寝返りをしたり、一人歩きができるまでの運動能力に応じた遊びを提供することも大切なポイントでしょう。
ケガをしないよう留意することはもちろん、0歳児が安心して楽しめる運動遊びができるとよいですね。保育士さんの求める活動ができたときには、思いっきり褒めて盛り上げましょう。
子どもの成長段階に適した遊びを用意するためにも、日々の子どもの様子を充分に把握することも大切なポイントですね。
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